ヴァイオリンを始める子供の年齢

今回は、お子さんがヴァイオリンを始める場合の年齢について、ブログを書こうと思います。

わたしの教室に体験レッスンにいらっしゃる方々とお話をしているときに思うことなのですが、

子供にヴァイオリンを習わせようかとご検討中の親御さんの中には、

将来はプロにさせる、とまでは考えていなくとも、ヴァイオリンを習わせるには、4、5歳ぐらいから始めさせないと、もう遅いのではないか?と考える方が意外に多くいらっしゃるように思います。
確かに、プロとして活躍しているヴァイオリニストの経歴を見ると、幼児のころに習い始めたという人が大半を占めています。

それでも、わたしの友人で、ソリストとして活躍しているヴァイオリニストが、ヴァイオリンを始めた年齢は8歳ですし、

わたしの大学時代の恩師も、ヴァイオリンを始めたのは、小学校5年生のときだったとおっしゃっていました。

非常にレアケースですが、中学生になってから始めて、演奏で仕事をしているヴァイオリニストもわたしは知っています。
誰もかれもが、幼児時代から始めているわけではないのです。

一般に考えられている、「始めなければいけない年齢」よりも少し大きくなってから習い始めて、立派にプロとして活動している人もいるのですから、「子供の習い事」として始める場合に、年齢に関してそんなに神経質になる必要はないと思います。
いろいろな都合やタイミングから、その時に始めようかな、という流れになったということです。
「思い立ったが吉日」なのです!
親御さんも、どうぞ無用なご心配をしないで、思い切ってみてください!