本番前の緊張を解く方法

ああもう、2017年最後の日になってしまいましたね!

これまでブログを読んでくださったみなさま、どうもありがとうございます。

 

今日は、タイトルにある、緊張を解く方法について書こうと思います。

 

冬の時期は本番が特に多くなりますが、

先日、本番前のゲネプロで、わたくし妙~に緊張してきてしまったのです。

曲は何十回と弾いてきた曲。練習もできうる限りやってきた!

なのに!!
緊張の波が襲ってきてしまったのですね。

 

う~む。自分でもなぜだかよくわからなかったのですが、
このままだと、あり得ないミスをしてしまうかも・・・と不安になってきました。

そこでふと思いついたのですが、著名なビジネストレーナーの三宅裕之氏が、

起床時にするとよいと提唱されている、自分への五つの質問をしてみることにしました。

 

五つの質問とは

1.なにが幸せ?

2.なにがうまくいっている?

3.なにに感謝している?

4.なににワクワクしている?

5.誰に貢献する?

 

というものなのですが、これに対するその時の自分の答えが

1.こうやって本番を迎えられること

2.上に同じ(健康状態もOK!遅刻することなく、練習も計画通りうまくいった!)

3.上に同じ(こうやって平和な日本で、素晴らしい曲を舞台で演奏させてもらえること)

4.上に同じ(緊張しつつも、ワクワク感だってある!)

5.聞きに来てくださるお客様やいろいろな準備に携わってくださったスタッフの方々に、

  精いっぱいの演奏をすることで、貢献する!

 

だったのです。

自分自身でこの五つの回答を出したことで、不思議と余計な緊張が消え、体がほぐれていきました。

 

今までの音楽人生で、わたしは数え切れないほどの本番を踏んできましたが、

緊張をしなかったことはありません。

緊張そのものは、集中力を引き出す作用もあるので、

決して悪いことばかりではありませんが、

それにとらわれて「お客さまに聞いていただいて、楽しんでいただく」という

本来の目的を忘れることになってしまったら、本末転倒になってしまいます。

集中していい演奏をして、自分自身も楽しみつつ、お客様に楽しんでいただく。

わたしは、上記五つの質問をすることで、

演奏会での音楽の本質を思い出すことができたような気がしました。

 

もし、このブログを読んでくださっている方に、

今後、本番前に訳のわからない緊張に襲われるようなことが起こってしまったら、

そのときは是非、上記五つの質問をご自身にしてみることをお勧めいたします!

効果あると思います!

音楽することの幸せを再認識しましょう!

 

さて、この記事は、2017年最後の記事になります。

2018年も頑張ってブログを続けていきますので、

今後とも、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

 

良いお年をお迎えください。