来月4月7日に、他のヴァイオリンの先生との合同の発表会があります。
うちの教室からは、大人の生徒さん2名が出演されますが、
昨日のレッスンでは、モーツァルトのコンチェルトを演奏される生徒さんのピアノ伴奏をしました♪
本番ではピアノの先生に伴奏をお願いし、またその前の二回の合わせもその先生にお願いしています。
ですが、わたしの生徒さんたちにはいつも、わたしの伴奏で合わせ練習をしてから、
ピアノの先生との合わせに臨んでもらっています。
なぜそんなことをするのかと言いますと、
まず伴奏と合わせるのが難しい個所は、何度もやっておいた方がいいですし、
またなんと言っても、どのように伴奏を聴きながらソロパートを弾いたらいいのか、
というコツについては、わたしが伴奏しながら伝えなければならないことだと思うからです。
ソロパートのことばかり考えて練習してしまうと、伴奏を「家来」のようにとらえてしまい、
その和音や音の流れを全く無視して、ソロパートを弾いてしまうことがあります。
伴奏部分がどのような動きをしているのか?
それに沿って自分のメロディをどのように弾いたらいいのか?
ただ音程やリズムが正しく、なんとなくの歌い回しというのではなく
曲の構成をきちんと把握することで、演奏の完成度を高めていくレッスンは、
実は楽しいものなのです!
「ソロ」であっても、やっぱり伴奏との「アンサンブル」なのですから!
副科ピアノのレベルではありますが、わたし自身もピアノパートの練習をして、
生徒さんと合わせるのは、本当にとっても楽しいです!
違った観点で曲をとらえることができて、自分自身もとても勉強になります。
このような感じで、発表会までのレッスンを楽しくみっちりと行っていこうと思っています♪