子供の生徒さんのレッスンで大切にしていることの一つに、
レッスンを受けるにあたってのマナーを守らせることがあります。
まず、その基本中の基本ともいえるのが、「挨拶」です。
当たり前のことなのですが、はにかみ屋さんだったり、遊び気分でレッスンに来るお子さんの中には、
挨拶ができない子がいます。
講師宅、もしくは教室で最初にする挨拶
「おはようございます」
「こんにちは」
レッスン開始時の挨拶
「お願いします」
レッスン終了後の挨拶
「ありがとうございました」
お別れの挨拶
「さようなら」
物を教わるのに、どれも欠かせない挨拶ですね。
最初は照れてしまって、なかなか挨拶ができなかった子でも、
「レッスンのご挨拶は?」と促していくと、
「挨拶は、必ずするもの」
という感覚がだんだん身に付いていきます。
やはり態度がきちんとしている人のほうが、着実な上達も見られるので、
マナーをきちんと守らせることは、とても重要です。
ヴァイオリンに限らず、人に教えを請うということは、人生にずっとついてくるものです。
レッスンを通して、人に物を教わる態度が身に付けば、それは一生の宝になると思います。