レッスンコース選びのポイント

当教室では、生徒さんがそれぞれのペースでレッスンが受けられるように、
以下のようにコースを設定しています。

 
 ♪30分レッスン (主に未就学児を対象としております)

           月3回 月4回

 ♪45分レッスン (小学生以上)※子供は、月3回以上のレッスンを推奨

    月1回    月2回  月3回 月4回

 ♪60分レッスン

    月1回 月2回  月3回 月4回

 

 ♪親子レッスン(未就学児と保護者の方のレッスン)

  40分レッスン(二人)

           月3回 月4回

体験レッスンに来られた方は、それでもどのコースを選んだらよいのか迷われるようなので、

今日は、コース選びのポイントについて書こうと思います。

 

まず、短期間でうまくなりたい、ということであれば、それはやはりコンスタントにレッスンを受けるほうが、上達が早いので、月4回レッスンが推奨されます。

集中力が持つのであれば、60分月4回レッスンが、一番しっかりしたレッスンであるのは言うまでもありません。

それでも、例えば大人の方で、仕事帰りのレッスンの場合に疲れて集中力が持つか自信がない、という場合は、45分レッスンでもいいと思います。

曲の難易度が進んで、演奏時間の長いものを練習している方や、他にも練習曲などやるべきことがたくさんある方には、やはり60分レッスンが推奨されます。

 

月1~2回レッスンは、例えば、他にも習い事をたくさんしていたり、また、例えば日常的にご家族の面倒を見る必要があるといった方が、のんびりペースで受けるレッスンとして適しています。

ただし、それは大人の方にはいいかと思いますが、子供には適さないペースです。

と言うのも、大人と違い、子供には、自分一人でレッスン内容を理解して自宅練習することは難しく、

月に2回だけレッスンに来て、後は保護者の方が子供の練習を見る、というペースになりますと、

ほとんどヴァイオリンについての知識を持ち合わせていない保護者の方が、月の半分を、見よう見まねで子供の練習を見るという、無理な事態になってしまうので、上達のペースが異常に遅くなってしまうのです。
(と言うか、ほとんど上達しない)

 

子供の場合は、未就学児の30分レッスンにしろ(未就学児は、集中力が続かないので、30分の設定)、

小学生以上の45分以上のレッスンにしろ、最低でも月3回以上のレッスンが推奨されます。

 

月3回レッスンは、のんびりレッスンとしっかりレッスンの間といったところになります。

 

またオーケストラなどの部活のサポートのレッスンを希望する場合は、60分レッスンが推奨されます。

と言うのも、部活の場合は、交響曲など演奏時間の長いものを定期演奏会で披露しなければならず、

それにも関わらず、個人の演奏技術が全く追いついていないことがほとんどで、

また練習しなければならない曲数も多いからです。
今までの数々のレッスン経験からすると、45分月3回レッスンでは、やらなければならないレッスンが終わったことはありませんでした。

部活にプラスしてレッスン時間を取るのが難しい、ということもあるとは思いますが、60分月3回は必要と感じられました。

以上、よくあるタイプのレッスンコースについての大まかなポイントを書いてみました。

これからレッスンを受けようか迷われている方のご参考になれば幸いです。